憧れの人は教習所に シンガポールの運転免許を取るその2 当日編
運転免許の試験、受けてきましたよ!
というわけで、戦いに行く準備をして
先日戦ってきました。
今日は試験当日の流れについてまとめておこうと思います。
試験当日の流れ
私の試験会場
MRT Downtown LineのUbiにある
こちら駅から歩いて10分ぐらいで、行き方もそう難しくないのですが、
天気のいい日は結構きつい(暑い!)です。
ちなみに最寄りバス停も、シャトルバスも、ありません。
試験時間は14:00-!4:50で、会場に到着したのは13:40ごろ。
二階に試験会場があり、すでに何人か教室の外で待っていました。
そのうち係員に1列に並ぶように言われ、携帯はマナーモードにすること、飲食厳禁との旨説明を受けました。
14:00前に会場が空き、係員にICを見せ、自分の席番号を教えてもらい、着席。
一度に40人ぐらい受験できるようになっていたかな?(正しい人数は忘れましたが)
机の上にはICのみ、と念を押されました。
その後、前のスクリーンで回答方法などについての説明ビデオが流されました。
内容は
・言語は中国語、マレー語、タミル語、英語と(試験中でも)変更できます
(デフォルトは英語)
・次の問題に進んだり前の問題に戻ったり、問題一覧で答えていない問題に戻ることもできます
・すべての回答が終わると、終わりますか、と確認され、PASS/FAILがその場でわかります
といったもの。
そして、受験者それぞれ自分の前のタッチ式スクリーン?で必要情報を入力して、スタート!
試験が終わり、合格していたら、そのまま教室外左奥の窓口に行って、手続きをします。
番号札をとって順番がきたら、
・ 運転免許証申請書(ピンク、窓口で受け取り記入)
・パスポートサイズの写真
・IC
・パスポート
・Re-entry Permit
・日本の運転免許証
・運転経歴証明書英文
・上記IC〰運転経歴証明書英文のコピー
を窓口に提出。すると係の人に書類をもらい、一階でビデオを見てくるように言われます。
一階の左側の建物(ADMIN)に入ると、ビデオコーナーがあるので、空いているところに座って10分弱のビデオを見ます。
交通事故に気を付けて、という内容なので、目をふさぐほど恐ろしいショッキングな映像が次々飛び出しますのでご注意を。
そのあと奥の部屋で先ほどの書類にスタンプ、サインをもらい、「ビデオ見ました」の証拠をもらいます。
その証拠をもって、また二階の窓口に戻ると、係りの人に仮の免許証(紙切れ)をもらいます。ということで、その瞬間から運転は可能なようなのですが、実際の免許証は2週間ほどで郵送される、ということでした。
その他・注意事項
・試験会場はクーラーガンガンで寒かったので、上着を持っていくことをお勧めします。
・試験開始後の入室(遅刻)もOKのようでした。
・私が参照したサイト(前記事でご紹介させていただきました)では、辞書の持ち込みOKとのことでしたが、その点は確認しませんでした。私は紙辞書も電子辞書ももっていなくて、見るとすればスマホで確認なのですが、携帯は禁止されているし…。
・試験の日程は、事前にセンターに行って受付をしたのち、オンラインでの予約が必要なので、いきなりセンターに行っても受験できません。その辺また準備編としてまとめる予定です(順番おかしいけど)
テストは難しかったのか?
そう、上記の作業をしてきたということで、無事受かりました!いえい!
テストの難易度は、50問中迷う問題が7問あって、あーやばいかも(合格ライン45/50以上)と思って2,3回見直し、何なら中国語にしたら漢字の雰囲気でわかるかも?と試してみましたが全く効果なくえいや、と回答終了ボタンを押したのですが、
47問正解で合格していました。ひーーーーよかった。
もちろん、前回ご紹介したオンライン模擬テストにはない問題もありましたが、似たような問題もたーくさんありました。
なおテスト終了時間を待たず教室の外にでる受験者が続々。
テスト合格率はこんな感じだそうな…そりゃ簡単やって言われるわ。
Passing Rate of Driving Theory Tests (1st timer)
From Oct 2017 to Sep 2018
Driving Centre | Basic Theory Test (1ST TIMER) | ||
Total Tested | No. Passed | Passing % | |
S'pore Safety Driving Centre | 5670 | 5144 | 90.7% |
Bukit Batok DrivingCentre | 11461 | 11185 | 97.6% |
Comfort Driving Centre | 13068 | 11360 | 86.9% |
Other Candidates | 38405 | 26838 | 69.9% |
こちら元ページ↓
憧れの人は…おじさん。
しかし日本の教習所でも思っていたのですが、自動車教習所のおじさん先生(女性にはめったに出会わなかったためおじさんと書かせてもらいますが)はスゴイ。
なにがすごいって、いろいろな人に、ちゃんとメッセージが伝わるように話していること。
日本だと高校生の年代から高齢の方まで、シンガポールだったらいろいろな国、言葉の背景を持つ人たちが相手なわけですが、
それでもしかしたら相手が真面目に聞いてなかったり、理解力がいまいちだったりするかもしれないわけですが(私とかね)、
なんせ運転、一歩間違えれば命に係わることです。話を聞いてもらわないとまずいわけです。
だから話を聞いてもらえるように、はっきり、くっきり、平易な言葉で、ポイントを絞って、確実に相手にメッセージが届くようにしている(そんでそういう風に努力しているように見えないところがまたみそ)と。
しかも時々笑いを交えて、飽きさせないように、かつ注意をひきつけて。うーん、職人技。
そういうところに、私はシビレてしまいます。おっちゃん、仕事ができるね。憧れます。
海外在住ということなどもありそういうことにはちょびっと敏感なので、ついつい興奮してしまったのでした。