シンガポールで眼科に行った話
眼科に行った
こどもを連れて、眼科に行ってきました。
ちょっと瞬きが多いな、と感じていた期間があって、でも引っ越しとかもあったので「チックっていうやつかも?」と思いながら、眼科で見てもらった方がいいかな、ということになりました。
どんどんブログの趣旨とずれていっているけれど
新しい学びがあったのと、いろいろ思うこともあり残しておくことにします。
シンガポールの病院システム
シンガポールで病院に行く時に、いつもちょっと面倒くさいなーと思うことなのですが、(日本も同じかもしれないけど、私はあまりそう面倒くさいことをした記憶がない。田舎だからか?)、それは病院へ行くシステム。
- 普通の風邪とか、ちょっと気になること: Family Doctor、GP(General Practitioner)←これうろ覚えだけど調べたらそれっぽい英訳でたのでこのはず という、かかりつけ医に行く
- 歯科、眼科、その他ちょっとFamily Doctorでは専門的な対応は見込めないかも?という場合:polyclinicで紹介状を書いてもらってから、国立病院へ行く (と安くなる)/直接専門医にかかる(早いが高い、はず)
このPolyclinicで紹介状を書いてもらってから、というのが、医療従事者のかた本当にごめんなさい、時間の無駄のように思えて思えて… でも仕方ないので、今回はこの方法で。
それで、Polyclinicで診てもらい、紹介状を書いてもらい、子どもの病院KKHospitalへ行くことになったのですが、次に診てもらえるのが3か月後、とかで、丁度その3か月後はコロナ騒ぎの真っ最中で、その時は目をあまりしばしばさせてなかったから延期もありかなと思いさらに2か月ほど延期させてもらった、という感じだったのかな。
KKHにて
思いの外時間がかかった。それだけ丁寧に検査しなければならなかった、ということなんだけど。
0.(2020年6月現在、Covid-19対策で、病院に入る前にIC見せての体温チェックがあ
ります)
- 予約時間30分ぐらい前に着(これはたまたま)
- 番号札とる
- 受付で名前の確認など
- 普通の視力チェック (目を片方ずつふさぐ)
- 高度な視力チェック① (眼鏡みたいなのをかけて、いろいろとレンズを入れ替える)
- 先生の診察
- 目薬を入れて、30分ほど待つ (これで小さい文字が1,2日見えにくくなるらしい)
- 高度な視力チェック②
- 2-30分待ってから、先生の診察
ちなみに、こちらの視力検査は、日本のCの90度回転、180度回転、270度回転みたいの(ランドルト環)ではなく、アルファベットを使用します。アルファベットの方が、(26文字全部使用ではなく、はっきり見分けられる何文字か使用なんですが)、その方がより正確に視力を測れる(精度があがる)らしいです。
うちのこどもはアルファベットは読める歳だから問題なかったけど、そうでない年齢用に、手元にもアルファベットの紙をもらい、見えたのと同じものを指す、ということもしてくれているようでした。
視力レポートと、まつわる単語
で、先生の診察結果、を書こうと思っていて、ここがいろいろ思うところあったんだけど、ちょっとこれはまたの機会かな。
とにかく、私に眼科関係の英語の知識がなかったので(日本語でもそうないんだけど)、焦って待ち時間にいろいろ単語を調べたのをシェアします。インターネットでかき集めた情報と私がてんで素人なので、いろいろと間違いがあるかもしれませんがもし参考になされる場合はその点ご留意ください。
- Myopia 近視
- Pseudo Myopia/False myopia 仮性近視
- Axial myopia 軸性近視
- Hyperopia 遠視
- Astigmabism 乱視
- Amblyopia/lazy eye 弱視
視力の検査結果に書いてあった項目
- SPH(sphere) 度数 (-がついていれば近視より、+がついていれば遠視より、Planoは度数0)
- CYL(cylinder) 乱視度数(±1.25までは軽度、±2.00までは中度、それ以上は強度)
- Axis 円柱軸(どの方向に乱視の度数を合わせればよいか、0-180°で表される)
- VA(Visual acuity) 視力(日本は0.5とか1.0とかで示されるけど、こちらは分子が6の分数、それを少数に直すと結局日本の視力と同じ換算ができる)
診察を終えて
行って、よかった。こどもがサインを出してくれていて、よかった。そして自分の勉強にもなってよかった。目の仕組みとか、視力が弱い仕組みとか、すこーしだけわかったから(中学校の時の知識は、やはり記憶のかなた)
テレビとかゲームとかのやりすぎで視力が悪くなる、というのはよく言われるけど、それ以外にも本人や家庭環境のせいではなく視力が悪い場合がある、ということもしれて、眼鏡やコンタクトレンズをかけている人への意識がかわった。
この世界を見るために大事な大事な目、長ーく使えるように、大切にしたいものです。