HIKKOSUHERASU

国際同居からのお引越し〰

鍵をもらいに行った日のこと(後編)

初めて新居に入ってみた!

 

前回の続きです。hikkosuherasu.hatenablog.com

 

さて、炎天下の移動を経て、やっとたどり着いた新居。
ドアの前まで来たことはあるものの、中に入るのは初めてです。
先ほど貰ってきた鍵を取り出し、ここはやはり一家の主から、と主人に鍵を渡したものの、「え~別にいいよ」とあまり乗り気でない様子。
それでもそのまま渡して、記念撮影(一応笑顔で記念撮影に応じる主人)。
しかし、シンガポールHDBは2重ドア、一つ目のmetal gateの後、もう一つのWooden Doorを開けないと中には入れないのです。
その重要な?Wooden Doorは私が開けることになり、これまた記念撮影。
ドキドキしながら開けると…

新居に入ってみた感想

おおー!ピカピカ!
新居だから当たり前なのですが、何がピカピカって床のタイルが想像以上にピカピカでした。今住んでいるうちのタイルと違った感じで、予想外。
リビングも、今いるうちよりは狭いのですが、想像していたよりは広くてうれしい!
キッチンは、なーんにもなくて、しかもあらっ?狭い⁉ が第一印象でしたが、洗濯機置き場へ続く動線も悪くなく、新しいスタイルの物干しも新鮮でなかなかよし。
ベッドルームも、フローリングなのか?木の感じでなかなかよし。
ただし、マスターベッドルームは…狭い。この部屋にはマットレスとクローゼットを置く予定ですが、クローゼットをどこに置いたもんかとても困るぐらいの狭さ。


(ちなみに私たちはOptionでタイル、部屋の床、ドア、も工事してつけてもらっていたのですが、大幅にリノベーションする予定の入居者はオプションをつけずにコンクリート打ちっぱなしの状態でもらうみたい。)

興味がある人は、HDBHubにあるショールーム(My nice home gallery)で実物を見ることもできるし、onlineでも↓

My Nice Home Gallery

本日の目的、Defects Check

さて、今日の目的は、もちろん部屋を見ることもですが、
BTOは鍵をもらって一週間以内にDefects Check Listというものを提出しなければなりません。

Defects Checkというのは、渡された家に不備がないか調べるというもの。

これは自分でチェックしてもいいのですが、我々はプロに任せた方がいいのでは、ということで、500ドルほど払ってプロにお願いしました。
そのDefects Checkの人がその日来てくれることになっていたのです。


時間通りに来てくれたのは、結構若い目のお兄ちゃん。

大丈夫かいな、と思っていましたが(ごめん!)私たちがいろいろ見ている間にありとあらゆるところをしっかりチェックしてくれて、1時間半ほどだったか後に、「チェック終わったので一緒に確認してください」と案内されました。
細かい点、結構大きい点などいろいろ合わせて、70か所ほどリストに書き出してくれました。

  • 窓ガラスの傷
  • 壁のひび割れ
  • タイルの欠け
  • ドアなどの傾き
  • スイッチの傾き、押しにくさ
  • 壁と床の間の隙間

などなど、素人の私たちでは絶対に気が付かなかったであろうところをたーくさん見つけてくれていました。
それも、かわいい字で全てチェックリストに書き込んでくれていたので、あとは私たちがその紙を事務所に持っていくだけ。

お兄ちゃん、扇風機も何もない暑い部屋で頑張ってくれてありがとう!
なお、事務所のお姉さんはは、「わぁ、70か所…私これからパソコンに一つずつ打ち込まないといけないのよね…」と若干恨めし気でしたが、まあ、そこをなんとかお願いします。
この後、HDB側の人と一緒にもう一度このリストのところを現場検証、そして手直しの工事が入ってから、HDB側の人と最終確認が行われる予定です。
私たちの場合は、チェックリストを渡してから2週間ほどで補修工事が終わったのでいつでも確認に来てください、と連絡がありました。

 

初めての訪問で持って行くとよいもの

さて、なーんにもない部屋を下見に行くのに、持って行った方がよいものは。

  • 部屋の鍵(ないと入れない!)
  • ダイヤル式ロック(部屋の鍵は今後入れ替わり立ち代わり出入りする業者の人にコピーされるとまずいので、簡易のロックを使用するとのこと)
  • トイレットペーパー(上記のお兄さんに水道管を開けてもらい、初日から水は使えました)
  • ウェットティッシュ(そこら中埃っぽい)
  • スリッパ(土足で歩き回ってもいいけれど)
  • ごみ袋(ドアの隙間から、チラシとかいろいろ入っていました)
  • 飲み物(喉が渇いても、近くに自動販売機はないし、水道の水も飲めるか怪しい)
  • ドアストッパー(エアコンも何もないので、窓を開け放して入り口ドアも開けておくと風が通る)
  • ペン(メモ用)
  • マスキングテープ(家具の配置とか考えるのに)
  • 部屋の見取り図
  • メジャー(見取り図にかかれていない様々な箇所のサイズを測り、記入)
  • スマホ(部屋の写真・ビデオ撮影)

部屋のビデオ撮影はしておいてよかったです。なぜなら新居が気になるお義父さん、お義母さんに後で様子を見せられるから。

帰宅してからバタバタしていてすぐには見せられなかったのですが、明らかに気になっていた様子でちょっとイライラしていたので、あ、やばいと思ってお見せしました。

やっと中が見られて安心した様子。

 

というわけで、やっとご対面できた新居。住みやすい部屋づくりができたらいいなぁ。